211: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/20(木) 21:46:01.81 ID:0CklsS2l0
―――大人組 合宿所、2階大部屋
楓「ふぅ……美味しいですね」
P「楓さん、明日もレッスンあるのに、お酒飲んで大丈夫ですか?」
楓「明日に残したりはしませんから」
P「ならいいですが……それにしてもちひろさん、なんで俺たちはここで食べるんですか? 凛たち、食堂で食べてるんですよね?」
ちひろ「お酒を飲むのでしたら、別々の方がいいかと思いまして」
P「うーん……まあ、そうですね」
ちひろ「……それに一緒だと、とばっちりが来るかもしれないので」
P「今なんか言いました?」
ちひろ「いえ、何も言ってません」
P「そうですか。……ところでこの夕食、俺の好きなものばかりの気がするんですけど、偶然ですかね?」
ちひろ「ああ、それはまゆちゃんがメニューを決めたからですよ」
P「まゆが?……あ、そういえば前に好きな食べ物聞かれたなぁ」
ちひろ「今日の私たちの夕食は、私とまゆちゃんで作ったんです」
P「そうだったんですか。なら、後でまゆにお礼を言っておこう……ちひろさんも、ありがとうございます」
ちひろ「いえ、私はそのために合宿に来ているようなものですから」
ルキトレ「私とありすちゃんも作ったんですよー!」
P「え、そうなの? でもちひろさん、まゆと2人で作ったみたいに……」
ルキトレ「私たちの夕食はちひろさんとまゆちゃんが作ったんですけど、子供組の夕食は私とありすちゃんで作ったんです」
P「あ、そうなんだ。ルキちゃん、料理出来たんだね」
ルキトレ「もちろんです。私の作るお菓子は、美味しいって評判なんですよ♪」
P「へぇ……ん? お菓子? え、普通の料理は?」
ルキトレ「似たようなものですよ」
P「全然違くない⁉ ち、ちひろさん、大丈夫なんですか⁉」
ちひろ「出来上がったものを見ましたが……食べられなくはないと思います」
P「その言い方、不安が募るんですけど! 凛たち、まともなもの食べてるんですよね⁉」
ちひろ「……」
P「そこで無言なんですか⁉ ち、ちょっと様子を見に――」
マストレ「落ち着けプロデューサー。私の可愛い妹が作った料理が、まともじゃないわけないだろう?」
ルキトレ「そうですよー、その言い方はひどいですっ」
P「あ……そ、そうだよね、ごめん。……でも不安が半端じゃないんだよな」
ちひろ「プロデューサーさん。いざとなれば、キッチンには私たちの作ったちゃんとした料理が余っていますから、そんなに心配いりませんよ」
P「……いざとなるかもしれないんですか?」
ちひろ「……あくまで仮定の話です」
P「本当ですね? 信じますからね?」
ちひろ「ささ、プロデューサーさんもお酒いかがですか?」
P「露骨に話を逸らしに来た!……まあ、ありすも一緒だったらしいし、変なことにはなってないか」
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