過去ログ - 【モバマスSS】モバ夫「特別養護老人ホームに勤める事になった……」
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12: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/04/26(水) 12:00:33.84 ID:k4t87EhqO

珠美「いやー、お孫さんでしたか…、これは失礼しました」(深々と礼)

モバ夫「いえ、そんな……」

珠美「それにしてもお爺様によく似ておられる……。プロデューサー殿がそのままそこに戻られたかと……」

モバ夫「自分は祖父の顔を見た事が無いんですが…、そんなに似てますか??」

珠美「ええ、それはもう。一瞬、私もこの施設の皆の様に認知症になったのかと焦りましたぞ、ハッハッハ」

モバ夫「あはは…」

モバ夫(闊達に笑う珠美お婆さんを見て、俺は何だか拍子抜けした思いに駆られていた)

モバ夫(何だ、全然話が通じるじゃないか。他の人と違ってボケてないし…、気難しくも無いし……、
    何で菜美さんは少し離れてビクビクしてんだ……??)

珠美「いやー…それにしても懐かしい…。珠美がアイドルとして過ごしたあの若き日の輝かしい日々……
   隣には何時もプロデューサーさんが……、プロデューサー…プロ…プロ…」

モバ夫「…?? 珠美さん、どうされました??」

菜美「あっ、やべっ」

珠美「ぷ、ぷろぉおおお」(急に白目を剥き、涎を垂らし、傍らに置いてあった竹刀をゆらりと手に取る)


モバ夫「た、珠美さん…??」


珠美「ぷろぉおおおおおおおッツ!!!」(頭上に振り上げた竹刀を凄まじい剣速で振り下ろす!)

菜美「モバ夫さんっ!!あぶなーいっ!!(二代目)ウサミーンタックルッ!!」(竹刀が振り下ろされる寸前、脇から菜美が横からタックル)

モバ夫「あいててて…一体何を……。 うわっ、頭焦げ臭ッ!!??げっ、前髪が無いッツ!!!」


珠美「ぷろぉおおおお」


菜美「ふう……危なかったですね……、珠美さんは普段は正気でとても礼儀正しい模範住人なんですが、
残念な事にまだらボケしてまして……」


珠美「ぷろぉおおおおおっ」


菜美「一旦曖昧になると間合いに入るもの全てを切り倒す魔人モードにチェンジしてしまうので、速やかに人員を隔離して、
   その一帯を正気に戻るまで完全に封鎖しないといけなくなるんですよ……」


モバ夫「何だそりゃ……」


菜美「これも介護の現場の逆虐待ってやつですかねぇ…困ったものです……」

モバ夫「絶対違うと思う…」

菜美「取り合えずああなったら半日は手が付けられませんので近寄らない様に要注意で。
   あ、後、中庭の池には絶対に近づけさせないで下さい。数千万する錦鯉が泳いでるんですけど、食べちゃいますから。生で」

モバ夫「すうせっ……」

菜美「別に金額の方は会長に言えば如何とでもなるんですけどねー…、生だと寄生虫が怖いですからー」


モバ夫(一体どうなってんだ…この施設は……)





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