過去ログ - 【モバマスSS】モバ夫「特別養護老人ホームに勤める事になった……」
1- 20
7: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2017/04/26(水) 11:57:58.67 ID:k4t87EhqO
???「プロデューサーさんですよね!?良かった…やっと迎えに来てくれたんですね!!」

モバ夫(そう言いながらお婆さんは、車椅子を必死に漕いで俺の方に向かって来る)

モバ夫「えっと…申し訳ありません、祖父の関係者の方ですか??自分は…」

???「良かったぁ…凛ちゃんも未央ちゃんも何か様子が変だし、ちょっと不安だったんです!
    やっとプロデューサーさんが来てくれて、漸く落ち着きました!!」

モバ夫(自分は違う、と言い掛けた所で、お婆さんはその言葉が聞こえないかのように興奮気味に捲し立てて来る)

モバ夫(困惑して菜美さんの方に振り替えると、菜美さんは小声で俺に耳打ちして来た)

菜美「モバ夫さんのお爺さんがプロデュースしていたアイドルの一人の…卯月お婆ちゃんです…。
   耳が遠くてほとんど聞こえないので、うんうんって頷いてあげて下さい……」

モバ夫(そう耳打ちされた俺は、卯月お婆さんの言葉に耳を傾けながら、相槌を打ち始めた。
    そのほとんどは取り留めの無い世間話だったが、再会を喜ぶそのしわくちゃの顔は少女の様に頬が赤らんでいた)

モバ夫(十分ほど一方的に話を聞いていると、向こうからやって来た一人の職員が、卯月お婆ちゃんの傍に中腰になり、

職員「卯月さん、そろそろ今日のリハビリに行きましょうか??動かさないと、脚、固まっちゃいますからね??」

と、話しかけた)

卯月「え、何ですか?? もうちょっとプロデューサーさんとお話したいんですけど……」

職員「りーはーびーりー、リハビリ。 解る??」

モバ夫(ゆっくりと話しかける職員に卯月お婆ちゃんは、


卯月「あ、解りました!レッスンですね!?」


と、ポンと手をたたき、俺に向けて微笑みながら、

卯月「それじゃあプロデューサーさん、島村卯月、レッスン頑張って来ます!! また後でお話しましょうね!!」

と、ニッコリ笑って職員に車椅子を押されて廊下の奥へと移動して行った)




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
29Res/28.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice