12: ◆eBIiXi2191ZO[saga]
2017/04/28(金) 21:55:08.48 ID:OxvHpGT1o
会話が、止まる。互いの息遣いが、私の心を苦しくさせる。
外は、街灯り。にじむ視界が私を狂わせる。
「プロデューサー、さん」
「……どうしました?」
私は、告げてはいけないと歯止めをかけてきた言葉を、口にする。
「苦しいです……さみしいです……」
「……」
「……好きなんです。どうしようもなく」
一度告げた言葉は元へ戻ることはない。私はもう限界だった。そして、彼は。
「よく……解ります」
そう、応えた。
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