過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
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14:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:19:23.01 ID:QrjNp1HGo
海釣り公園参考

https://i.ytimg.com/vi/wBeKKOA-mHs/maxresdefault.jpg


15:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:19:25.01 ID:RlCZT1EP0
「ここって、有名なポイントなんですかね。私たちも、釣れるでしょうか」



疑問形の語尾。それでも、肇ちゃんの瞳は朝の日差しに負けないくらいキラキラだ。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:22:44.67 ID:RlCZT1EP0
「早朝から楽しめて、いい写真を撮るチャンスもできて、飯の種にもなるんだから釣りっていいよなぁ」



もう釣った気分でいるのかな。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:28:31.94 ID:RlCZT1EP0
「それって、腕のいい一部の釣り人さんの話じゃないですか? アナゴなんかは、続けて釣れることもあるそうですけど」

「夢がないのはつまらないぞ〜? ……ま、初心者でもフッコなんかが釣れるそうだし十分大物だよ」


以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:34:44.67 ID:RlCZT1EP0
そうして歩いて、気付いたら海の上。

横目で見える、海面は風に揺れている。さすがに、橋は風で揺れてない……よね?

いつのまにやら、あずきたち三人、陸から離れた桟橋の先に立っていて…………。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:36:39.49 ID:RlCZT1EP0
「……ぅぅ」



岸からスーッと伸びた桟橋の先を、直角に折れてずーーーーっと行った場所が、今、あずきたちの立つ沖桟橋。
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:39:35.79 ID:RlCZT1EP0
手すりからあえて身を乗り出して、海面を見つめてみた。今は風がなくて、ゆらりと波で凪いでるだけだ。

水深、わからないけど結構深そう。万が一、万々が一ここから落ちたら――。


以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:42:19.67 ID:RlCZT1EP0
「どうしたあずき。魚、いた?」



プロデューサーが、ポンと叩いて話しかけてきてくれて。
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:47:50.90 ID:RlCZT1EP0
沖桟橋の先端、「橋」の「はし」から、数十メートルくらい離れた場所にあずきたちは陣取った。

橋の先端部では、既に釣り糸が垂らされている。竿の傍に立ってる人はいないけど、あずきたちよりも早くやってきた人が、あそこに目をつけていたのかな。


以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2017/05/05(金) 23:49:47.70 ID:RlCZT1EP0
「終了時刻は9時目安で、今から2時間弱くらいだな。三人で、適当に釣り糸垂らして獲物を待とう」



針と餌をいじりながらプロデューサーさんが言う。午後は三人ともお仕事があるので、お昼前には余裕をもって帰りたいところだ。
以下略



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