過去ログ - あずき「肇ちゃんのはじめてのお相手」
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名無しNIPPER
[sage]
2017/05/06(土) 02:07:04.85 ID:8VlGTXmA0
おつ
良さそうなSSのかおり、期待
あとカルピスが醍醐から来てるというムダ知識を身につけてしまった
27
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/05/06(土) 10:53:40.76 ID:r/6BHNDXo
>>26
え、え!?
28
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/05/07(日) 14:57:23.05 ID:dzaWRxLZO
>>26
正確に言うと微妙に違うけどカルピスの語源のルーツは醍醐なんだって
29
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:08:57.98 ID:q+4xppbV0
そんなこんなで、いよいよ釣りの時間である。
あずきと肇ちゃんは、沖桟橋の上に並んで堤防の外側へ。プロデューサーさんは、あずきたちと反対側に立って堤防の内側へと仕掛けをキャストした。
二筋の銀糸が、朝焼けの残る波間へと溶けていく。一瞬の時間を経て、かすかな手応えといっしょにあずきたちの釣り餌は着水した。
以下略
30
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:10:49.57 ID:q+4xppbV0
「私も、あずきちゃんのことを近くて遠い存在だと思うことがありますよ」
「えっ」
以下略
31
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:11:40.23 ID:q+4xppbV0
「あずき、肇、竿持ったままこっち向いて!」
「はい、ポーズ!」
以下略
32
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:13:45.81 ID:q+4xppbV0
「いいじゃん、職業病でも。アイドルは撮られてなんぼだもの」
なんてことをつぶやきながら、あずきたちのカメラマンは写真を収めたスマホをいじっている。
以下略
33
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:14:46.65 ID:q+4xppbV0
「一つ……よろしいですか?」
「ん、なに?」
「今のプロデューサーさんが求めているのは、アイドルの私たちでしょうか? それとも、プライベートでの私たちでしょうか?」
以下略
34
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:16:53.46 ID:q+4xppbV0
「ああ、別に普段の趣味を楽しんでるのと同じ態度でいいよ。今みたいに写真撮ったりコメント取ったりするかもだけど、二人には純粋に釣りを楽しんでほしいな」
「コメント?」
「うん。なんかしら釣り上げたら、釣った時の気持ちを教えてほしい。『やったー!』とか『とったどー!』みたいのでいいから、写真と一緒にこれもSNSに記録しておこう」
以下略
35
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:18:57.82 ID:q+4xppbV0
話をしている最中でも、肇ちゃんの手が細かく動いていたことにあずきは気が付いた。
「ルアーの位置を、ちょっと。根掛かりしないか確かめつつ、底へ沈めて、それでいて波に揺られるようにしておきたかったんです」
以下略
36
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/05/08(月) 08:21:04.66 ID:q+4xppbV0
そんなこんなで時間は過ぎて、もうすぐ釣りを始めて1時間にもなりそうな感じになったけど……。
肇ちゃんにアタリが一度あっただけで、未だに三人の誰も釣果を得ることはできていなかった。
以下略
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