16:名無しNIPPER[sage]
2017/05/05(金) 23:51:23.82 ID:EiI7XmX40
「伊織」
「なによ」
「すまなかった」
「何に対して謝ってるのよ」
「……色々あるけれども、そうだな。お前を信じなかったことかな」
それを聞くと、伊織は俺の方に顔を向けた。
「待たせすぎなのよ、あんたは」
デコピン一つを俺の額に見舞い、そして自然とそうすることが身体にインプットされてたかのように、俺と伊織の影は重なりあった。
きっかけなんて、糸口なんて考えてみるよりも全然簡単なことだったのだ。
その後、店のドアの前で様子を伺っていた新堂さん(やはりというか新堂さんの計画だったらしい)に送ってもらい、空いていた時間を埋めるように俺たちは求めあった。
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