121:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:48:35.69 ID:OqD0+WRY0
【実践あるのみ!】
家に帰ると、佑希がソファですやすやと寝息を立てて眠っていた。
テーブルの上の書置きによると、父さんは泊まりで仕事で、母さんはもう寝入ってしまったらしい。
122:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:49:28.40 ID:OqD0+WRY0
それでも自然とメモ帳に落書きを描きはじめていた。
……というのも単純な理由で、絵を描くのはだいぶ好きなほうだから。
123:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:50:24.94 ID:OqD0+WRY0
【逃避】
ほらね、と誰かが言う。
124:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:51:11.93 ID:OqD0+WRY0
【萌え?】
やわらかな朝の日差しで目覚めた。
125:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:52:02.65 ID:OqD0+WRY0
漫画の絵。携帯で適当に検索した画像の模写。
一夜置いてみると、あまりうまく描けたとは思えなくなっていた。
自信たっぷり解けたと思っていた問題が、試験時間の終わりとともに急に不安になることと似ている。
126:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:52:55.62 ID:OqD0+WRY0
カップをテーブルに持っていくと、「ね、そういえば」と胡依先輩に呼び止められた。
「昨日から思ってたんだけど、どこかで会ったことある?」
127:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:54:05.71 ID:OqD0+WRY0
「それ描いてきたの?」
「えっと……いくつか、模写ですけど」
128:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 00:56:09.13 ID:OqD0+WRY0
「これ、ペンタブで描くんですか?」
「……どの絵?」
129:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 01:01:49.87 ID:OqD0+WRY0
「白石くんって手首を使って描くタイプ?」
「手首……」
130:名無しNIPPER[saga]
2017/09/07(木) 01:02:23.95 ID:OqD0+WRY0
「なんか、見てて思ったんだけど」
「はい」
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