241:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:17:03.84 ID:3Ent1u4Q0
「白石くんまたなんか考えてる」
「……」
242:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:17:50.41 ID:3Ent1u4Q0
「いいじゃない、私も人に教えてると学べることもあるなあって思うし、自分の絵を見つめなおしたりもできるから、一石二鳥どころか一石三鳥だよ」
でも、でもなあ……。
243:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:18:49.66 ID:3Ent1u4Q0
「なにか、って言いますと?」
「うーん……すぐには思いつかないや。でも、なにかやるってなればモチベもアップするかなって思わない?」
244:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:20:16.53 ID:3Ent1u4Q0
【よくわからない】
家に帰って夕食を作っていると、佑希に後ろから抱きつかれた。
245:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:21:03.19 ID:3Ent1u4Q0
昔からそうだ。佑希は俺の事情なんて考えてくれやしない。
俺のことも考えてくれよ、と主張する気はさらさらないけれど、ちょっとは考えてくれるとありがたいのに。
「ごはん一緒につくろーよ」
246:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:21:52.00 ID:3Ent1u4Q0
俺も炊飯器から米を茶碗によそってから佑希の向かいに腰掛けた。
米。味噌汁。サラダ。青椒肉絲。
247:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:22:28.79 ID:3Ent1u4Q0
「てゆーかおにい、部活入ったんなら教えてよ」
「言わなかったっけ?」
248:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:23:04.97 ID:3Ent1u4Q0
「ほー、身長高めで髪長めの人?」
「うん、多分そう。てか知ってんの? 胡依先輩のこと」
249:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:24:02.32 ID:3Ent1u4Q0
「あんまり覚えてないけど、よくわからない絵だったような?」
「なんの話?」
250:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:24:34.47 ID:3Ent1u4Q0
食べ終わったものを流しに運ぶ。
佑希がわたしのぶんもよろしくと言うので素直に了承した。
洗い物をする。こういうときに手伝ってくれるのがやさしさだと思うんだ。
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