251:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:25:12.13 ID:3Ent1u4Q0
「おにいさ、もう少ししたらコンビニいこうよ」
また近くに寄ってきて話しかけられる。
252:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:25:38.40 ID:3Ent1u4Q0
これは妹萌え。ただのシスコンじゃねえか。俺はシスコンじゃねえ。胡依先輩恨むぞ、まじで。
「わかったけど、ちゃんと服着ろよ」
253:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:26:25.71 ID:3Ent1u4Q0
【食えない】
コンビニったっていろんな店舗がある。
254:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:26:59.99 ID:3Ent1u4Q0
彼女が行きたいのは学校の裏(つまり家から一番近い)にあるコンビニではないらしく、少し歩いたところにあるところらしい。
佑希は財布を持つ気配を見せなかったので、仕方なく俺が財布を部屋から取ってきた。食えない女だ、ほんとに。
255:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:27:39.68 ID:3Ent1u4Q0
「佑希がつなぎたいならいいよ」
「なにその上から目線、うざい」
256:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:28:30.62 ID:3Ent1u4Q0
そうこうしているうちにコンビニに到着した。
ほい、と買い物カゴを渡されて、それに飲み物やらお菓子やらが瞬く間に詰め込まれていく。
257:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:29:31.73 ID:3Ent1u4Q0
「ひさしぶりー」
と佑希はその女の子に近付いていく。フレンドリーさに目眩がする。
258:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:29:58.91 ID:3Ent1u4Q0
「知り合いもなにも、小学校同じじゃない」
「そうそう、小三と小五で同じだったんだよね」
259:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:30:54.57 ID:3Ent1u4Q0
それから二人はどちらからともなく話を始めた。
俺が入る話じゃないなと思ってゴミ箱の前でホットスナックを食べたり飲み物を飲んだりしていると、
十分間くらいか、それくらい話をしたあとに佑希と連絡先を交換してから、「じゃあね」と秋風美柑はうちとは反対の方向へと歩いていった。
260:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:31:28.65 ID:3Ent1u4Q0
「ね、帰りは手つなごっか」
「なんで?」
261:名無しNIPPER[saga]
2017/10/06(金) 18:32:16.73 ID:3Ent1u4Q0
なんだかな、と思う。
善くんは気落ちした様子を見せるほど落ち込んでいたのに、当の元彼女はさほど気にはしてなかったようで。
振る/振られるを経験したことがないからよくわからないけど、性別もあるだろうし。
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