852:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:54:51.59 ID:oAV4+yJj0
「明日……いえ今日までは、編集作業のお手伝いをさせてください。
どっちつかずは、どうしても避けたいですし、私もこの部の力になりたいです。
お茶汲みでも、文章の校正でも、ゴミ捨てでも、なんでもやります」
それが、今の私にできる最善のことだと思うから。
「じゃあさ、もし私がダレそうになったら、檄を飛ばしてほしいな」
彼女はくすりと微笑みながら、私の頭にぽんと手を乗せる。
「部長さんは、あとどれくらいなんですか?」
「スケジュール的には、漫画一日五ページと、背景があと七枚……終わる気がし……なくもないけど結構厳しいかも」
「……他の二人は?」
「えっと、そらそらくんは八割がた終わってると思う。白石くんは、多分私と同じくらい。
クオリティ的には、私はいいと思うんだけど、渋ってるっていうか、満足できないらしくてさ」
「さっきちょっと見たんですけど、未来くんの絵かわいいですよね」
「それそれ! 雰囲気がもう癒し、本人通り」
未来くんは癒し枠なの……?
あ、でも、なんかちょっとわかる気もする。
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