862:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 19:01:30.86 ID:oAV4+yJj0
「でも、絵を描く上での参考にはなりそうでしょ?」
「はい」
「てことは収穫にはなったわけだ。よかったよかった」
「昨日お店で見たような服も、さっきから少しずつ描いてました」
「おー、それはよいよい。じゃあ、あらかた描き終えたら見るから呼んでね?」
「ういっす」
がんばろー、と未来くんの肩をぽんと叩いて、定位置へと足を伸ばす。
「さてさて、私も描き始めないとシノちゃんに怒られちゃうな」
今度は私の頭にぽんと手を置く。
で、もう片方の手には。
「ならまず、そのコントローラーをテーブルに置きましょうか」
「あっはい」
注意したはずなのに、にへらと彼女は笑っている。
「……なんですか?」
「置く……けど、睨むのはキープで!」
「無理です」
まったくこの人は……。
呆れの意味でため息をついて、パソコンへと目を移した。
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