852:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:54:51.59 ID:oAV4+yJj0
「明日……いえ今日までは、編集作業のお手伝いをさせてください。
どっちつかずは、どうしても避けたいですし、私もこの部の力になりたいです。
お茶汲みでも、文章の校正でも、ゴミ捨てでも、なんでもやります」
853:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:55:24.46 ID:oAV4+yJj0
「私の趣味で、かわいい女の子描いたら? って適当に言ってみたんだけどさ、だいぶ頑なにロリっ娘を描き続けてる」
「執念ですかね」
854:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:56:09.23 ID:oAV4+yJj0
「私は白石くんとそらそらくんを厳しくして、シノちゃんが私を厳しくすれば、なんかいける気がする!」
「……あの、」
855:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:56:48.67 ID:oAV4+yJj0
「もし早めに脱稿したら、いくらでも私が相手になりますから」
「……一日中?」
856:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:57:52.41 ID:oAV4+yJj0
【時制】
寒空にさらされて冷えた身体には、校舎の中でさえ少し暖かく感じる。
857:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:58:26.52 ID:oAV4+yJj0
「……あっ、そっか。白石くんは一回家に戻って帰ってくるって言ってたよね」
「家でいろいろあって、遅くなりました」
858:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:59:09.40 ID:oAV4+yJj0
「連れ込み?」と思わず呟く。
「お持ち帰り?」と部長さんが嬉々とした声で私に続く。
859:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 18:59:42.65 ID:oAV4+yJj0
「もしここで邪魔だったら移動するので、一晩だけ泊めてもらってもいいですか」
言葉に頷きを返してはいるが、部長さんの視線は斜め下に向かっている。
860:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 19:00:19.75 ID:oAV4+yJj0
じとっと目を凝らして見ていると、
なんか、なんていうか。
いや、今の私がものすごくダサい服装なのは関係なくて、ああいう服を着てみたいな、と思ったわけでもなくて。
861:名無しNIPPER[saga]
2017/12/14(木) 19:00:56.36 ID:oAV4+yJj0
「……いや、俺好みかは教えませんけど、服は一緒に選んで買いましたよ。
今着てるのは、なうが家から持ってきたやつですけど」
「なう?」
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