過去ログ - 武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2018/07/16(月) 14:04:09.75 ID:crtiB4eCo
「彼女達は、解散を受け入れるかな?」
シンデレラプロジェクトのメンバー達は、あの場所をとても大切に思っている。
それは、数々の困難を乗り越え、そう思えるだけの場所にしてきたという証明でもある。
直接的に関わることは無いにせよ、旗から見ても、それは明らかだ。
彼女達は、その居心地の良い場所から、飛び立つ勇気があるのか。
「ええ、必ず」
人の気持ちを察するのが、あまり得意では無い君が、断言するとは。
……よっぽど、自信があるのだねぇ。
君が見つけたシンデレラ達に。
信じるという行為は、時として、相手にとっては負担にもなり得る。
過度な期待は、重圧となって、足を止め、押し潰してしまう要因にもなる。
だが、彼はそうなるとは、微塵も思っていないようだ。
自分のアイドル達を……信用ではなく、信頼しているから。
「プロジェクトの皆さんは、素晴らしい、アイドルですから」
解散は、彼女達だけに限った話ではなく、彼にとっても、大きな節目になる。
彼自身の保身の事を考えれば、プロジェクトの解散などもっての外だ。
メンバー達の伸び代に目を瞑り、心地よい揺り籠の中で終えさせる。
……それだけで安泰な位置に、居るのだから。
「ああ、そうだね。その通りだ」
しかし、彼はそうしない……いや、そうは出来ないのだろう。
アイドルの事を第一に考え、己を危険に晒してでも、車輪を回し続ける。
なんとも不器用な男じゃないか、ええ?
私としては、部下にはもう少し器用に立ち回って貰いたいものだが。
「この事を他に誰が知っているんだね?」
ふと気になり、聞いてみる。
「いえ、今は、部長だけです」
何も聞かなかった事にしよう。
……君ね! こういう立ち回りは、もっと場面を考えたまえよ!
危うく、飲んでいたコーヒーを吹き出す所だったじゃないか!
しかし、何ともまあ……変わったものだね、君も。
「それだけかい?」
何も言わずに笑顔で返事など、器用になったものじゃないか。
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