309:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/25(日) 21:43:19.97 ID:zabzgcsho
「……」
シンデレラプロジェクト冬の合宿二日目の、夜。
もうすぐ日付が変わろうとしている真夜中。
私は、眠気と戦っていた。
「……」
今夜の襲撃者は誰だろうか。
話せばわかってくれる相手ならば、それで良い。
もしそうでない場合は、強引な手段を取らざるをえない。
それは、心が荒む行為であるため、可能な限り避けたい所ではある。
「……」
嗚呼、なのに……私の部屋の前に、人の気配を感じる。
声もかけず、ノックもしない。
これは、明らかな夜襲だろう。
今夜、私を困らせてくる相手は、一体誰なのだろうか。
「――one,two,kiss,kiss♪」
……そう、でしたね。
三日目からは、プロジェクトクローネも合流する予定でした。
そして、貴女は「せっかくだから」と、
前日の今日から前入りをしていたのを思い出しました。
「ねえ、見て」
二日目だからシンデレラプロジェクトのメンバーは疲労も蓄積している。
なので、今日の戦いは初日よりは楽だろうと考えていたが、甘かったようだ。
「ほら、綺麗な月だね」
布団に寝そべったまま、首を傾けて窓の外を見る。
窓の外では、丸い月が美しく輝いていた。
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