971: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2018/11/21(水) 00:34:52.90 ID:9DHmfQD5O
勇者「素直じゃねえって言うか、回りくどいな……」
狩人「そう言わないでくれ。母には、それが精一杯だったのだ」
勇者「そうなんだろうが、隠れてってことは忍び込んだんだろ?」
狩人「そうだろうね」
勇者「良く分からねえところで大胆だな。上手く行ったのか、それ」
狩人「上手く行くわけがないだろう」
勇者「は?」
狩人「本人だけは気付かれていないと思っていたようだが、皆は気付いていた」
狩人「それも当然だ。見付けやすい場所に調合した薬を置き、手紙まで添えていたのだから」
勇者「……何て書いてたんだ」
狩人「快方に向かえば、彼女に報告するように。そう書いてあったそうだ」
勇者「それで隠し通せると思ったんだろうな」
狩人「言っておくが、一応偽名は使っていた。そこまで抜けてはいない」
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