過去ログ - LiPPS「MEGALOUNIT」
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336:名無しNIPPER[saga]
2017/12/18(月) 22:19:46.32 ID:78VDBhPt0
「んじゃ、ちょっくら行ってくるね」
「頼んだぞ」
「あいよー」

 軽い返事とは裏腹に、そこそこに強く地面を蹴り、周子は大通りの方へ駆けて行った。

 あの子も――今回の一件を重く受け止めている。
 それでいて、なるべく表には出さず、あくまで飄々とした姿勢を崩さないよう努めている。

「どうした?」


「私は――リーダーにふさわしかったのかしら」

 こんなに周りが見えていないのに。何一つ寄与できていないのに――。

「どうだろうな」
「フフッ――慰めてくれないのね」
「安い慰めを求めて言ったんじゃないんだろ?」
「それはそうだけど」


「第一、君達の事をロクに面倒見てこなかった俺に、答える事はできないよ。すまないが」



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