過去ログ - LiPPS「MEGALOUNIT」
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708:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:52:28.15 ID:qh1EHTqN0
 今更何を言うかと思えば、くだらねぇ。
「お前が俺を軽蔑しようなんぞ身の程知らずにも程がある。俺を超えてすらいねぇ分際で」

「子は親を超えられないんだよ。子が親を超えるのが当たり前なら、世界は今頃もっと平和だべ」

以下略



709:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 00:59:08.30 ID:qh1EHTqN0
 (♡)

 いやーユカイユカイ!

 何が楽しいって、プロデューサーが面白すぎ。普段はクールな奏ちゃんも大はしゃぎだったねー。
以下略



710:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:03:49.32 ID:qh1EHTqN0
 (・)

 実家から新幹線で帰ったその足で、都内の墓参りに行く。

 部長から聞いた話を頼りに、どうにかそこへ着いたはいいが、肝心の墓が見つからない。
以下略



711:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:08:03.71 ID:qh1EHTqN0
 LIPPS――もとい、LiPPSは『アイドル・アメイジング』にて敗北した。

 いや、勝ち負け以前の問題だ――彼女達は、失格扱いとされたのだ。


以下略



712:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:12:35.53 ID:qh1EHTqN0
 ただ、世間の評判はそういう訳でも無かった。

 大会終了後、なぜLiPPSが失格扱いになったのか、という問い合わせが運営側に殺到したらしい。

 ツイッターのトレンドでは、LiPPS関連のワードが数日間ずっと残っていたし、ネット掲示板でも抗議スレが1〜2時間に1スレ消化される始末。
以下略



713:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:13:12.92 ID:qh1EHTqN0
 あの時は確か、三回くらい殺害予告された。

 今、同じ事をこのスレで行ったら、俺は2、30回は殺されているだろう。

 ありがたいと言うべきか、何というか――。
以下略



714:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:16:10.26 ID:qh1EHTqN0
 LiPPSはフェスで勝てなかったものの、その話題性と期待感からより一層の注目を浴びた。

 一方で、彼女達は346プロのたった一枚の切符を、ふざけた理由により台無しにした。

 そして、俺は彼女達のプロデューサーだ。当然、事務所側からの追及は避けられないだろう。
以下略



715:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:18:44.84 ID:qh1EHTqN0
「先日の一件だが」

 椅子に腰かけたまま、美城常務は机の上で手を組み、俺を睨み上げた。

「あのLiPPSのステージは、担当である君の責任によるものと解釈して構わないのだな?」
以下略



716:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:24:27.43 ID:qh1EHTqN0
 困惑しながら事務室に戻ると、アリさんがにこやかに手を振って俺を出迎えた。


 やられた――彼は、全て知っていたのだ。

以下略



717:名無しNIPPER[saga]
2017/12/23(土) 01:26:11.93 ID:qh1EHTqN0
『アイドル・アメイジング』が終わって直後、LiPPSの世話は熾烈を極めた。

 話題が話題を呼び、あらゆるメディアからインタビューや番組出演のオファーが殺到したのだ。

 その対応だけでも大変だったのに、年始のアイドル大運動会なる特番では、その年最も世間を沸かせたユニットとして、やはりお呼ばれされた。
以下略



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