過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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165:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 15:48:47.69 ID:Xkwu0NtO0
「希ちゃん、こんなこと言うのは差し支えがあるんだけど……」
「おお、どうしたんことりちゃん、ダイエットの方法ならエリちに聞いて」

 ――ダイエットという言葉にことりの表情が笑顔になる。怖い。
 
以下略



166:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 15:49:20.78 ID:Xkwu0NtO0
 希の占い教室は2時間ほど続いた。
 残すは、海未、花陽、私の順番となっている。
 真姫は、心機一転、エッチなゲームにも出よう! と言われて凹んでいるものの
 他のみんなは表情が晴れ晴れとした雰囲気を出している。
 言い出しっぺのことりは技術をお金に変える職業で、不安に思う要素は何一つないと励まされたし
以下略



167:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 15:49:53.59 ID:Xkwu0NtO0
 海未の次は花陽。
 元から何事にも緊張しがちな花陽ではあるけど、今は顔面蒼白で凛に支えられて立ってるのがやっと。

「は、花陽ちゃん? そない緊張するんやったら、後日でもええで? お宅伺うし」
「だ、だいじょうぶ……! 希ちゃん! お家に伺うなんてそんなことまでしてもらったら、花陽倒れます!」
以下略



168:名無しNIPPER[sage]
2018/03/02(金) 16:33:15.68 ID:fCflTXLdO
まきりんぱなで同棲すればええんやで


169:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 16:35:36.68 ID:Xkwu0NtO0
「さて大トリのエリちやけど」
「あ、私は良いのよ、しばらくニート生活だろうし、未来を不安に思う要素は何も」
「その発言を聞いて言わなあかんって思うたわ、さ、みんな! エリちを逃げられんように拘束!」

 みんなから、体を四方八方抑えられた。
以下略



170:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 16:36:05.81 ID:Xkwu0NtO0
「エリちには、この先3つの選択肢がある」
「ゲームじゃないのよ希、と言うか3つもあるのね……」
 
 はい、いいえ、どちらでもない。
 とかなら随分楽なんだけど。
以下略



171:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 16:36:35.00 ID:Xkwu0NtO0
「さて、最後やけど。これは鉄板やね。ツバサちゃんのところでマネージャーす」
「わーわー!」
「誰かエリちの口塞いで、うん、頑丈に、ガムテープでいいから
「ごめんなさい、静かにするのでガムテープは勘弁して……」

以下略



172:名無しNIPPER[sage]
2018/03/02(金) 18:19:47.23 ID:UxC1ReXgO
>>133で言ってた3パターンか
亜里沙ちゃんの紹介が誰かが気になるところ


173:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 18:23:59.24 ID:Xkwu0NtO0
 その後、恋愛運も結婚運も進展なし、もはや女の子と結ばれたほうがいいレベル。
 などという、こころちゃんが大喜びしそうな診断内容を打ち付けられた後で夕食がやってくる。
 旅館側も、もうすでにお酒を6時間以上飲んでいるというのを把握しているのか、とても軽いメニューだった。

「エリち」
以下略



174:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 18:24:29.26 ID:Xkwu0NtO0
「へえ、ことりちゃんこういうの見てるんや」
 
 希が近づいてくる。
 その様子を見て、どこかから舌打ちのような音が聞こえてきたけど……
 花陽が苦笑いをしているのが見えただけだった。
以下略



175:名無しNIPPER
2018/03/02(金) 18:24:56.66 ID:Xkwu0NtO0
 ことりが、つまり私は結婚できるの! しないだけ! ねえ、希ちゃん! 
 なんて突っかかり始めたので、私はいそいそと退散。
 最初は凛たちに挨拶でもしようかと思ったけど、
 その彼女からあっち行けというふうな視線で見られたので
 やっぱり退散をすることにした。
以下略



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