過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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693:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:20:42.38 ID:9R+Jvt1J0
 しょげたような表情を浮かべつつ、肩を落とす曜ちゃん。
 暗に、あなた方をことりが嫌っていますと告げられ、
 意気消沈する気持ちもわからなくもない。
 言葉がなくなった梨子ちゃんと曜ちゃんの二人に対して、
 おずおずと言った感じで前進してきたのは、
 ルビィちゃんと花丸ちゃんの1年生組(善子ちゃんは欠席)
「国木田花丸です。
 あの、プロデューサーにお尋ねしたいことがあります。
 ハニワプロ関連の些末な一マネージャーが差し出がましいとは思うのですが」
「安心してください、
 こんな猛獣みたいな格好をしている絢瀬絵里が
 花丸さんやルビィさんを取って食べたりはしません」
 おかしいな、バニーガールなのに猛獣とはこれいかに。
 ただ、妹の発言で緊張した雰囲気が多少弛緩したので、
 絢瀬絵里としてもなんとなく喜ばしい気もしなくもない。
「Aqoursは……μ'sの皆様にとって余計な存在ですか?」
「太宰ですね?」
「そのとおりです。
 私は物分りが良いほうではありませんが、
 自分が生きていることが、人に迷惑をかける
 その意識はとてもつらいものだと私は認識しています」
「だそうですよ、姉さん」
 太宰治か、なんて現実逃避をし始めたところで話を振られビックリ。
「経験則で申し訳ないけれど……人に迷惑をかけない人間なんていないわ」
「私の言葉を認めるということですね?」
「ただ、それは物事の一側面でしかない」


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