過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙
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693:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:20:42.38 ID:9R+Jvt1J0
 しょげたような表情を浮かべつつ、肩を落とす曜ちゃん。
 暗に、あなた方をことりが嫌っていますと告げられ、
 意気消沈する気持ちもわからなくもない。
 言葉がなくなった梨子ちゃんと曜ちゃんの二人に対して、
 おずおずと言った感じで前進してきたのは、
以下略



694:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:21:25.73 ID:9R+Jvt1J0
 元ニートがこんな事を言って良いものかという戸惑いはあるけれど……。
 今も現状維持で妹の脛をかじっている人間の台詞としては、
 いささか説得力に欠けるきらいは確かにある。
「花丸さんはμ'sが最後に歌った曲って何か知ってる?」
「SUNNY DAY SONGです。
以下略



695:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:21:54.21 ID:9R+Jvt1J0
 そういえば、こころちゃんやここあちゃんがスクールアイドルをしたという話は聞いたことがない。
 自分とは違う世代だから認識していなかったのかも知れないし、
 にこの話をまともに聞いていなかった可能性すらある。
「こころさんから、穂乃果さんの最後の言葉は聞きました。
 人づてに、僕たちはひとつの光の歌っている所の音源だけは入手もしました。
以下略



696:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:22:23.29 ID:9R+Jvt1J0
 亜里沙ご立腹。
 そのあまりな迫力に、発言者の鞠莉ちゃんですら。
 Sorry,Sorryと軽い調子で言っていたけれど。
「姉に劣化するほど優れている要素があるとでも――!」
 絢瀬絵里以外のメンバー大爆笑。
以下略



697:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:22:51.98 ID:9R+Jvt1J0
 姉としては妹が完全に憤慨レベルで怒りを覚えていることに気づいているから、
 触らぬ神に祟りなし、くわばらくわばらと逃げ出したい衝動に駆られる。
 そこらへんの感情に聡い曜ちゃんや梨子ちゃんはもうすでに私から距離を取り、
 花丸ちゃんルビィちゃんあたりはダイヤさんを盾にしてこちらを見てすらいない。
 3年生メンバーは泰然自若として落ち着いている風だけど、
以下略



698:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:23:22.92 ID:9R+Jvt1J0
 亜里沙の言葉に対し、
 ホラー映画とかで安心した瞬間に殺される哀れな被害者みたいな、
 そんな表情を浮かべた高海千歌ちゃん。
 妹の罠(罠よりもよっぽどタチが悪い)だと知らずに、
 地雷原でタップダンスを踊るくらいの度胸に耳を塞ぎたくなった。
以下略



699:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:23:56.24 ID:9R+Jvt1J0
「SSSは良いですよね! 物寂しさっていうか、切なくて胸が苦しくなるような感じが」
 うん、聞いていると確かに胸が苦しくなる。
 自分のアコースティックギター事件を思い出して。
 身体がむず痒くなってくるというか、なんとも言えない気分になる。
「HEART to HEART! 嵐のなかの恋だから 
以下略



700:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:24:36.09 ID:9R+Jvt1J0
「では、僕たちはひとつの光は――どういう意図を持った曲だと思いますか?」 
「始まりだと思ってます」
 亜里沙が珍しくキョトンとした表情を見せ、
 戸惑いでもなく、驚愕でもなく、
 かといって、どう反応したら良いのかという戸惑いでもなく。
以下略



701:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:25:06.04 ID:9R+Jvt1J0
「ダイヤ」
「……私でよろしいんですか?」
「姉のことをよろしくおねがいします、あなたになら、おまかせできます」
 親友の高坂雪穂の評価も高く、
 なによりAqours解散後に一番苦労した人間だから、
以下略



702:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:25:33.85 ID:9R+Jvt1J0
 私は一度目を閉じ、
 いかにどうすれば相手を傷つけずに自分の考えを伝えられるのか考えます。
 正論で訴えれば楽、
 ごまかそうとすればそれもまた楽。
 ただ、恐らくそうすれば穂乃果さんと千歌さんは二度と会うことはなかろうと。
以下略



703:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 21:26:00.75 ID:9R+Jvt1J0
 姉は知らない様子でしたが、
 にこさんの妹の双子たちがスクールアイドルをしなかったのは、
 無邪気に応援することが、必ずしもいい結果を産むとは限らないことを知ってしまったから。
 こころさんは言っていました、
「僕たちはひとつの光を歌っている最中、お姉さまがすごく切なそうな表情をされました
以下略



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