過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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160:名無しNIPPER[saga]
2018/12/10(月) 15:57:38.58 ID:myA/Y7C00
 そのようにしなければならない事実が判明してしまい、
 問題発生と言わんばかりに気落ちした態度を見せられてしまうと、
 私としては現状を改めるために高らかにギャグの一つでも披露しようと決意し、
 中にいる雪姫ちゃんに一度前に出ても良いですかと問われた。
 要は、迂闊に口を滑らせてカーリングの人たちみたいに「そだねー」
 の一つで会話などされないように矢面に立ってくれるということ。
 絢瀬絵里のアイデンティティの一つである、脆いシールドとしての役目は放棄し、
 優秀で強固なまとめ役としての側面を見せましょう! とのことだけれど。
 見せてもらおうか、西園寺雪姫の実力というものを! 
 と、思いつつ、お試しな感じで入れ替わってみる。

「亜里沙、みんなが焦燥にくれているときこそ
 プロデューサーとしてまとめ役にならなければダメよ?」

 常に前面に立って慌てふためいて後ろから蹴り飛ばされる私と違い、
 動揺が走っている面々に対して肩の力を抜いてと言わんばかりにウインクの一つをし、
 この場で一番統率力がある亜里沙を立てて自分は一歩引く。
 確かに外見は自分であって、ちょっと頑張ればこれくらいできそう!
 とは思うのだけれど、今までちょっと頑張ったところで頼れるお姉さんは演じられなかったので、
 なるほど、こうやってみれば良いんだな? と胸の内に沁みるよう
 常に比較対象を観察しながら次に活かせるように心がける。
 ただ、中の人が小学校高学年っていうのは、
 国民的アニメの声優の年齢層は高いのと似てる? 違うかな?

「は、はい! どうしました?」
「二人共ちょっと来て欲しいの。見た目は普通なんだけど
 理亞さんがこの人がルビィさんの近くにいるのかって聞いてきて」

 自分はあくまで控えめな二番目として妹に追随し、
 事情を聞けば必ずしもそういう反応をすると言わんばかりの事実を、
 緊張した感じでツバサが披露する。


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