過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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68:名無しNIPPER[saga]
2018/11/29(木) 03:07:36.21 ID:Rq40jsKV0
 凛は私一人が頑張るのであれば協力は惜しまないと言ってくれて、
 自分自身の評価はそれなりであったと認識はしたのですが――
 穂乃果が傷つく出来事の原因の一端を担っている千歌を連れて行ったのはやはりまずかったでしょうか?
 ただ、誤魔化して協力を仰いで評価が奈落へと転落すれば困るのはこちらです。
 最終的には、同情を誘うように食い下がって事務所には話してみるとまでは凛も言ってくれましたが、
 どこまで積極的に行動をして頂けるかまでは分かりません。
 私のAqoursを終わらせるために活動をしているという目的を話せば、もしかしたら――
 そこまで考えて私は首を振りました、しがらみにとらわれていて苦しんでいるのは私も、
 穂乃果も――そして何より高海千歌という人間が前に進むためには、一度スクールアイドルとしての
 自分自身を捨てなければならない。
 穂乃果が言っていたように、過去は置いていかなければいけない、終りを迎えなければいけない。
 いつまでも高校時代のようには過ごしてはいられないと、誰かが言わなければならない。
 絵里に敵対するようなマネをした時点で心が折れそうですが、きっと誰かが分かってくれるはず。
 自分が生きている間には悪評ばかりが先行しようとも、きっと、誰か一人くらいは私の気持ちを慮ってくれる。
 それが絵里であるならばすごく嬉しいのですが、
 よもやそのようなことはないでしょう、もしかしたらダイヤやことりや真姫と言った面々から、
 私達の行為が伝えられているかもしれない、そうでなくても亜里沙やツバサと言った人間から、
 園田海未が敵対していることくらいはもうすでに把握しているかも知れません――心が折れそうです。
 凛からの協力は断られてしまいましたが、花陽は微力ながらも力を尽くしてくれると言ってくれました。
 結論的には私達に協力してくれると言ってくれたのは彼女一人であり、
 ルビィがいるからダイヤも協力してくれるだろう、幼なじみだからことりも協力してくれるだろう、
 親友関係にある真姫ももしかしたら作曲くらいはしてくれるかも知れない
 ――などという想像は見事に意気消沈する結果しか産みませんでした。


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