過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい 和「第4章ですね」【咲-Saki-安価】
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953: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/04/19(金) 05:53:28.97 ID:ZJxF1E720
健夜「私とて生物……。千二百兆個ある細胞のうち、いくつかが遺伝子に異常をきたして悪性腫瘍に変異することもある」

健夜「けどこのS細胞は優秀でね……。正常細胞から発生したがん細胞をきちんと異物と認識して攻撃し、遺伝子異常を修正できるんだ」

健夜「そして遺伝性の光線過敏性皮膚疾患である色素性乾皮症の治療にもなる。S細胞が遺伝子損傷部位の修復を促進するから」

健夜「その上、「肉の芽」の作用で宿主の肉体はS細胞を異物として認識できず、抗原提示が無効になるから拒絶反応なんかもない」

京太郎「……その辺りの知識には欠けるが、治療法として有効なのは分かった」

京太郎「だが……「肉の芽」の宿主は君に操られることになるんじゃあないのかね?」

健夜「やろうと思えば。でも別にそのつもりはないよ」

京太郎「……」

健夜「どうしても治したい相手がいるのなら、私を信用するしかないんじゃないの?」

京太郎(し…!信用……?!)

京太郎(この世で最も"reliable"という言葉からかけ離れたこの小鍛治健夜を信用する必要があるだと……?!)


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