過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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19: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 14:01:23.53 ID:WoQi+oWD0

千歌「……?」


その目からは脅えてるような感じはしなかった。と言うか──


千歌「……怒ってる?」


次の瞬間、天井から──ゴッ、ゴッという重たい音が響く、


千歌「え、何……?」
 「ワオッ!!」

千歌「うわっ!?」


しいたけの声がしたかと思った途端、視界が揺れる。


千歌「し、しいたけ!!?」
 「ワフ!!」


気付くと私の身体を庇うように、しいたけが覆いかぶさっていた。

その上からは大小様々な石や岩が降ってきている。

──もしかして、メレシーに攻撃されてる!?


千歌「そうだ、図鑑!」


私はしいたけの下でうつぶせになりながら、ポケットに入れた図鑑を取り出した。

鞠莉さんはポケモンの技とかもわかると言っていた。メレシーの使ってる技を調べて対策を……。


 『メレシー 覚えている技 いわおとし』


千歌「“いわおとし”……!」


理由はわからないけど、メレシーが怒って攻撃してきている。

当のメレシーは完全に私たちを敵と認識したらしく、先程まで激しく頭を打ち付けていた、岩の窪にすっぽりはまってこちらに“いわおとし”をして来ている。


千歌「とにかく、どうにかしないと……!!」


遠距離攻撃でこっちの行動を封じられてるのが不味い。ならこっちも遠距離で……!


千歌「しいたけ! “つぶらなひとみ”!」
 「ワフ」


指示するとしいたけのもふもふの毛が軽く逆立って、目が露出する。

くりくりの目が。


 「メ…」


可愛い目で相手の戦意を削ぐ技、“つぶらなひとみ”

一瞬メレシーの攻撃が止む。


千歌「いまだよ! しいたけ、“たいあたり”!」
 「ワフッ!」


私の指示でしいたけが飛び出す。

大地を蹴って、



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