過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/10(金) 01:56:05.66 ID:Q+x1d3Jo0
私たちは敵地を更に奥へと進んで行くのだった。
* * *
ダイヤさんと乗り込み、善子ちゃんを助けてから、歩くこと数十分。
ダイヤ「ボルツ、“パワージェム”」
「メレ」
通路に居る団員さんたちは、ダイヤさんがすれ違い様にすぐ倒してしまう。
善子「……あのダイヤっての、おっかないわね」
千歌「あはは……普段は優しいんだけど」
今回はダイヤさん、相当怒ってるからなぁ……。
善子「まあ……心強いけど」
だいぶ進んできたと思う。
途中階段で下に降りて、一個下の層に着いたあと、再び前進を続け、
そろそろ船首かな、という所で、
ポケモンの影が見える。
ダイヤ「あれは……」
「ソルッ…!!!」
善子「アブソル……!」
千歌「あの子、アブソルって言うんだ……?」
アブソルは透明な壁のようなものを何度も攻撃している。
善子「アブソル……! この先に行きたいの……?」
壁の向こうは、明りが消えていて真っ暗で先が見えない。
「メレ…」
ダイヤ「……ボルツもこの先にコランがいると言っていますわ」
千歌「じゃあ、どうにか進まないとね……ごめんくださーい!!」
とりあえず、壁を叩きながら、聞いてみる。
善子「ご近所かっ!?」
ダイヤ「千歌さん……ここは敵地の真っ只中で」
二人が呆れてそう言う中、
急に──部屋の奥側にバッと明りがつく。
千歌「わっ!?」
善子「マジ……?」
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