過去ログ - 【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リベッチオ「その34!」【安価】
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761: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:50:05.29 ID:T5SWWZev0
それから数年が経ち、今年も司令官の命日がやって来た。私は1周目父とかみかぜを連れて、毎年通っている……あの墓地へ向かう。


――墓地(※22周目提督の両親や35周目提督の妻が埋葬された場所と同じ)

以下略



762: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:51:12.92 ID:T5SWWZev0
私は結局、解体しないまま現役の艦娘として最前線で活動し続けている。理由はもちろん、子供達の育児費用を稼ぐ為。

だから司令官が初めて来た日から、私の容姿は一切変わっていない。もちろん、ずっとこのままでいるつもりは無い。

1周目父とかみかぜが1人前になって、私から自立していって……そこから老後の生活資金が溜まってから、“提督”に解体申請しようと考えている。
以下略



763: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:52:11.66 ID:T5SWWZev0
それからも艦娘と子育てを両立しつつ、時には朝風達や漣ちゃんに助けてもらいながら……司令官が亡くなって、20年程の月日が流れた。

1周目父もかみかぜも、すっかり大きくなっちゃって……私や漣ちゃん達を見て育ったからか、2人共海軍の道を進むと言い出した時はびっくりしちゃった。

ただ、最初から憲兵志望だったかみかぜはともかく……1周目父は司令官ほどの才能には恵まれなかったのか、提督にはなれなかった。
以下略



764: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:53:23.31 ID:T5SWWZev0
神風「お疲れ様!初めての出産、大変だったでしょ?」

1周目母「は、はい……!でも、頑張った甲斐がありました……!」

1周目父「あぁ!1周目母が頑張ってくれたお陰で……こんなに元気な男の子が生まれてくれたんだ!」
以下略



765: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:55:44.77 ID:T5SWWZev0
それから私は孫を……1周目提督を思う存分可愛がった。1周目父やかみかぜとはまた違った、言葉では言い表せない可愛さがあるもの。


神風「ジャーンケーン……」

以下略



766: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:56:40.59 ID:T5SWWZev0
――――――――――

――――――

―――
以下略



767: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:57:59.50 ID:T5SWWZev0
神風「………」

元帥「………」

神風「……もう、40年経つんですね」
以下略



768: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 18:59:24.97 ID:T5SWWZev0
神風「……さて、と」スクッ

元帥「おや、もう行くのか?」

神風「はい。私はもう、伝えたいことは伝えきりました。これからは息子達の様子を見に行こうと思いまして」
以下略



769: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 19:00:48.95 ID:T5SWWZev0
かみかぜ(30)「お母ひゃん、ろうひたの?ショタ憲兵君が呼んでるってひっへはけど……」

神風「うん。ちょっと近くを通りかかったから……どうしたの?話し方が変よ?」

かみかぜ「実は、お茶で火傷ひひゃっへ……」
以下略



770: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/08/15(木) 19:01:49.77 ID:T5SWWZev0
神風「それじゃ……」スクッ

かみかぜ「あれ?もう帰るの?」

神風「えぇ。今日はしばらく振りに顔を見たかったのと、お参りのことを言いに来ただけだから。次は1周目父の所に行かないと」
以下略



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