【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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375:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 21:58:24.44 ID:FwRKI0Dw0
「……うん、不確かな物は怖いわよね、おばさんだって未だにそう思うもの。 でもね……」
目の前の女性はそんな俺の怖じ気に一度は同意してみせ、そして、
376:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 21:59:51.44 ID:FwRKI0Dw0
「あらあらヒッキーくん、大丈夫〜?」
「だ、大丈夫です……いや、でも、えー……?」
377:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:01:40.52 ID:FwRKI0Dw0
「……自分の想いそのものを疑ってしまう人間は、どうすればいいんですかね?」
行き着くのは結局其処だ。
378:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:03:01.85 ID:FwRKI0Dw0
「それってヒッキーくんのこと?」
「……否定はしません」
379:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:04:34.07 ID:FwRKI0Dw0
「す、すす……好意的には、思ってますけど……」
目を逸らしどもりにどもってなんとかそれだけ捻り出す。
つか目を合わせたままこんなん絶対無理だから。あと多分目線下行く。バレたら唐突な死。
380:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:06:31.32 ID:FwRKI0Dw0
言いながらそれがただの言い訳であることを実感する。
そもそも自分の主観から人や社会の在り方を一方的に断じて唾を吐いていた俺が客観性など口にしていいものではない。
そんな俺の欺瞞をママさんは優しく除けていく。
381:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:08:20.40 ID:FwRKI0Dw0
「もう一度聞くけど、ヒッキーくんは結衣のこと、好きなのよね?」
「……はい」
382:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:09:48.25 ID:FwRKI0Dw0
「……すんません、用事を思い出したんでもう行きます」
「あら、そうなの? ごめんね〜引き留めちゃって……それに説教臭くて、歳取っちゃったかしら?」
383:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:11:19.64 ID:FwRKI0Dw0
「……分かりました、御馳走になります」
「うんうん、若い子はやっぱり素直なのが可愛いわね〜」
384:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 22:13:26.26 ID:FwRKI0Dw0
店を出ると即座にスマホを取り出し、足は駅に向けつつメールを打つ。
メール相手がいない……じゃない、少ない。いないんじゃなくて少ないんだよ。
ともかく同年代と比べてメール経験値が少ないし、伝えたい内容が内容だから打ったり消したり十数分、
駅に着く頃には結局最低限に短く纏まった内容を見返し震える指で送信する。
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