【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
��
↓ ��
1- ��
覧 ��
板 ��
20
429:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:09:16.66 ID:xYcbhKqb0
「……ほれ」
「あ、ありがと……」
430:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:11:27.26 ID:xYcbhKqb0
「今日は悪かったな、色々」
「……色々?」
431:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:13:24.14 ID:xYcbhKqb0
「お前さ、今日なんか妙に言葉キツくね?」
「そうかなー、いつもどおりだと思うけど……もしかしたらいつもより思ってること言えてるのかも」
432:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:15:49.32 ID:xYcbhKqb0
由比ヶ浜と向き合い切れてないのは、
由比ヶ浜が魅力的過ぎるのも原因だ――ここに至って俺はそう確信した。
まるで「あんな恰好してるのが悪いんだ!」と逆上する痴漢現行犯のような言い訳だが、
そう思ってしまったんだからしょうがない、しょうがないんだよ。
433:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:18:07.89 ID:xYcbhKqb0
「ヒッキーっていつも後悔した話ばっかしてない?」
「話の腰折るなよ、いや本当その通りなんだけど」
434:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:20:21.35 ID:xYcbhKqb0
「お前の、由比ヶ浜のことが好きじゃないとかじゃなくて、ちゃんとお前のことが、す、好きで、付き合ってるってのは、本当だから」
「え、そ、そう、なんだ……でもじゃあ、なんで後悔なんて……」
435:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:24:32.65 ID:xYcbhKqb0
自分を信じていれば夢は叶うなんて、黒い太陽のようだと称された悪役が言っていた。
悪党ですら自己実現の為の努力や研鑽を忘れていないのだ。
だが俺は俺の望む本物を信じたかっただけで、
それが欲しいと伝えただけで、現実の努力の一切を怠った。
436:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:27:45.25 ID:xYcbhKqb0
本当は幾らでも選択肢があった。
道も方法も、幾らでも選べた筈だ。
なのに俺には下水道しか無いと目も耳も塞いで、汚泥と悪臭の中を這って進むことを選んだ。
そこは選ばされたんじゃなく、俺自身が選んだ。
437:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:29:40.79 ID:xYcbhKqb0
濡れてはいない。
だが震えを隠せない声だった。
そんな声を発する彼女の顔を見るのが怖くて、
首の筋肉は横の捻りだけはすまいと硬直する。
438:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:31:17.79 ID:xYcbhKqb0
「別に、どうもしねぇよ」
「え……?」
856Res/590.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20