その剣士、サキュバス憑きにつき。
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130:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/12/01(火) 01:44:09.55 ID:iVh4n7rBO


「なんだ、こい、つ……」


前に斬り伏せた野盗たちとそう変わる事はない。
路地が静かになるのに時間はかからなかった。

少女「あの、助けてくれて、ありがとうございました」

剣士「礼は要らん」



シャキン!



少女「!?」

剣士「代わりに、話を聞かせて貰おうかと思ってな」


今宵、初めて抜いた剣の先を突き付ける。
あのような組織があれだけの人数で追うような事情があり、それを短時間とはいえかわしていた子供が普通だとは思えない。

少女「は、話って……!?」

剣士「とぼけるな。何をして、この手の組織の恨みを買った」

少女「え、あのっ、何をって」





少女「こういう?」





カチャ、パァン!!

剣士「っ!?」

少女は突如、あの男が持っていた銃を取り、発砲した。
それまで銃に視線を向けず、殺意も隠したまま、軽く忘れ物を取りに行くような動きで、心臓を狂い無く撃ち抜こうと。

少女「……チッ。お前、ホンモノか」



夢魔「マスター、下手したら死ぬわよ」

言うのが遅い。



パァン!!パァン!!パァン!!

少女「っ、んだよお前、見えるのか?」

剣士「生憎。」



ドフッ……!


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