その剣士、サキュバス憑きにつき。
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148:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/12/06(日) 12:29:16.69 ID:3vPyo3x8O

剣士「蒸し返すようで悪いが、昨日の奴らは良いのか。気絶させただけで、訳があるならお前の事をまた付け狙うだろう」

少女「ああ? 良いんだよあいつら単純だから。むしろアンタの方が恨まれてるに決まってる。まあ銃も効きゃしないアンタが不覚を取る事もねーだろうけどよ」

剣士「気を付けよう」

少女「……おう」




少女「……んで、次は……ん……あいよ」

剣士「どうした?」

少女「いや、な」




そういえばこの少女は平然としているが、昨日見せられた悪夢については憶えていないのだろうか。

剣士「昨晩はよく眠れたか」

少女「……最悪に決まってんだろ」

剣士「いや、自分でこしらえた睡眠毒の味はどうだったかと思ってな」

少女「あ、ああ。そういう事か。お陰でグッスリだよ」

あの様子の夢魔が無事に帰したという事はないだろうが……それでも何の影響も及ぼさなかった訳ではないらしい。
誰にとって何が悪夢か、人それぞれというわけか。俺のような夢見の悪い人間ばかりでもないだろう。



少女「そんな事は良いんだよ。お前、これからどこに行くんだ?」

剣士「砦の方に向かおうと思うのだが、備えも路銀も足りない。一時的に、何か仕事を探そうかと思っている」

少女「そうか、んじゃあ酒場行くか。アタシから斡旋しても疑うだろう?」

剣士「今更。……俺も日陰の人間だ」


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