198:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage]
2016/01/08(金) 12:59:36.80 ID:3j3O9G23O
剣士「しかし、ギャングという実態の薄いものをどう潰すつもりだ」
少女「実態がどーちゃらと言われても分かんねーけど、隠し事の多いやつらだから口は固いだろうなあ」
秘密主義の強い組織なら、揺すろうとそう壊れる事はない。
夢魔「そうね。舐めてかからない方が良いと思うわ」
当然だ、緊張すらしている。
無法者の集まりに見えて、その手の輩は異様なほど人を束ねる事に長けているものだ。
夢魔「まあ……私もおんぶに抱っこじゃ困るだろうし、期待してても良いわよ?」
俺の身体を使う時は言え。了解したら明け渡してやる。
少女「さて、あそこに見える商社が元締めなんだけど」
大きな倉庫と合わさったような、高い建物が見える。卸売業でも手掛けているのだろうか。
剣士「ああ。策はあるか」
少女「アタシ、お前のことは本当に信じるからな」
剣士「策は無いんだな」
少女「へへ」
剣士「まったく……飾った言葉はあとで聞いてやるから、誤魔化すものではない」
正面からズカズカと門に近付いていく少女。
少女「〜〜〜〜〜」
当然門番に止められるが、何やら見せると舌打ちをしながら道を譲る。
少女「おい、お前も来いよ」
剣士「あ、ああ。良いのか?」
少女「偉くはないけど元構成員だからな。門番くらいじゃアタシが末端で寝返った事なんて知らねーだろ」
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