65:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/10/22(木) 12:30:02.32 ID:bhCDgbViO
竜と対峙する人間は、まず間合いの差を重く認識しなければならない。
これは常法である。
爪を見るたび思い出せ、牙を見るたび思い出せ。
呪われし日々を思い出せ。
積み重ねられた経験が血に巡り、勝手に四肢を突き動かす。
竜「ウアァアアア」
間合いに半身踏み込む。
すぐ爪が迫る。
これに身を翻すと、身体は半身だけ戻り、体勢は崩れるが……。
剣士「――」
竜「――」
体勢を崩せば捉えんとす。
腕を伸ばして捉えんとす。
翻した身体は弧を描き、また間合いの中へ。
勢いのまま、懐の中へ!
剣士「おおおおおおおッ!!」
踏んだ足より伸びた肩、すなわち死に腕!!
ズバン!!
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