その剣士、サキュバス憑きにつき。
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79:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/10/22(木) 20:30:56.44 ID:bhCDgbViO

剣士「それで、本題だが」

夢魔「今ので本題じゃない?」

剣士「約束を守ろうというのだから、水を差すな。俺の精……それについて話そうと思う」










剣士「俺が生まれ落ちた里は、秘境でもあり代々勇者を輩出する使命を持つ、勇者の里という」

剣士「勇者とは、竜を討ち滅ぼす為の……その為だけに研鑽を積んだ戦いの申し子」

剣士「世間体の為に作られた、弱きを助け強きを挫くなんて思想は一切なく、ただ竜の殲滅を願う……それが勇者であり、その一行だ」




剣士「俺は、年代的にある子供と対になって産まれた。俺は彼より剣術に長けており、その世代では一番の勇者候補でもあった」

剣士「身体の捌き方、竜の身体の構造、効果的な戦術、その全てを里で学ぶ。俺は15歳、彼も15歳、ある日俺たちは長老に呼び出される」

剣士「用件はさらなる力の会得についてだった。断る事は出来なかったし、断る事もなかっただろう。さらなる力、さらなる戦闘力。俺たちはそれを快諾した」




剣士「どうやら里が新しく編み出した秘術で、ある力を身体に宿す事が詳細であった。俺と彼に、それぞれ対になる力を」

夢魔「……もしかして、昼間見せたあの力?」

剣士「ああ。」







剣士「それは、人間の持つ全ての負の感情を糧にして力を生み出す術式だった。」


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