奴隷「ご主人、様」
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114: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/07/09(土) 02:51:35.97 ID:JXwmSVRd0
主人は振り向く、その顔は疑問ともとれるのと驚きもあったように見える。まずいと思っても遅い、裾越しに感じる体温を離せない。

「何かあったか?」

こんなことをしても、主人はお怒りになることはない。今でも手を離さない私に、優しく諭すような顔をしている。

言葉を出そうにも、何と言えばいい。貴方に触れたかったと言って、拒絶されたら。もしそうなったら、私は。

その思考を奪うように、顎に主人の指が触れ、いつの間にかうつむいていた自分の顔を向けさせた。


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