200: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/04/22(土) 02:06:03.96 ID:9EqJ1MJV0
怖さが冷たさに変わる。幸福も、快楽も氷漬けにするようで、主人の広い胸に抱き着き、離したくなくて指先にさえも力が入る。
「怖い…、こわ、い…!」
気付かない。ゆっくりと、現実が帰ってきた。ずっと私は奔流の中にいると思っていた。でも今は、優しいせせらぎの中で、頭を撫でられていた。
ぼやけていた視界が、戻り、感覚の次に見えたのは優しい主人の顔。冷たさは薄れていき、暖かな気持ちが溢れて、その頬に気づかず手を添えていた。
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