246: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/12/17(日) 02:32:19.47 ID:Vle6lmXZ0
フォーブリア領を取り戻し、隣国へ攻め入る頃には俺は格好の的だった。それもそうだろう、多くの指揮官の首を取り、そして情けなく命乞いをしようが、一刀に斬り捨てる。目をつけられれば、無慈悲に命を奪っていく死神。
討ち取れば間違いなく武功を上げられ、そのまま生かせばいつ自分が殺されるかわからない恐怖の存在。そんな存在を殺せれば、隣国の士気は間違いなく上がる。
敗戦が濃厚になった隣国の首都近くにきた戦いで、その挽回を図るべく相手の軍師は俺を討つことのみの作戦を立てた。いや、もしかしたら挽回などではなく、それは必然のことだったのかもしれない。
互いに殺し合いをしてなお、そういう風に見られるまで、俺は敵兵士を殺しすぎた。ということだ。
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