299: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/08/23(木) 01:12:17.12 ID:BdlXyN5c0
私の生き方は極端だろうか。主人でさえも言われたように、救われたことでここまでの献身を成すことは、異常な事だろうか。
言ってしまおう。それは最初からある者達の考えなのだということを。私には何もなかった、孤児院にいた皆も同じだった。
確かに皆いた。けれど、私がいた孤児院さえもあの戦争で、消えてなくなった。淡く、それでも戻れると思う場所さえもまた、理不尽に奪われ、そして居場所として確立しようとした、あの貴族の方々の屋敷さえも、燃えて消えた。
あの牢にいた時の私は、抜け殻。だったのだろう、覚えてない。絶望の中にある断片の記憶は、暗闇、光、怒号。そして私のすべて、主人の微笑み。
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