283:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 20:03:11.46 ID:xMBboREb0
「整理するわ、まずあたしはマスターと清姫の二人に、何かしらの理由で眠らされ、ここに連れてこられた。……鍵は部屋に掛かっていない。つまりこれは拉致等では無いと判断できるわ」
「もしあたしに何かする気なら、部屋に鍵はかけておくのは勿論、あたし自身に霊体化出来ない縛りを掛けて、身体も拘束する筈だしね」
「となると……眠らされた要因は、最近研究詰めで碌に休息を取っていなかったあたしの為の配慮……と考えることも出来るわね」
流石はエレナ女史、クレバーである。自分のマスターであるぐだお、そして仲間である清姫を極力疑おうとせず、尚且つ持ち上げることまでする聖人っぷり。
実際はただいつもと違う方法を二人が選んでいるだけなのだが。
「ここまでは解決出来るわ。けど、ここからが問題ね……」
震える手でエレナ女史は布団を再度捲った。研究者たるもの、例え目を背けたくなるような事実が待っていようとも、そこから逃げ出すことはしてはならない。真実から目を背けることこそ、自分の理念に、最も反することの一つである。
「……やっぱりあるしぃぃぃぃ⁉」
エレナ・ブラヴァツキー女史、半脱ぎ絵プリントの抱き枕である。美しさすら感じる芸術的なデザインーー最早説明は不要である。
有益な情報を一つ付け足す要素があるとすればーーTwitterにあげられたものよりpixivに投稿されたものの方が、より情欲を誘うデザインに変更されていることであろう。
一万のマナプリズムを削ってでも、欲したいと幾千のマスターが願う至高の逸品がそこにあった。
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