お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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16: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/05/14(土) 11:26:14.17 ID:bt6OaFmX0
女奴隷「でも、少なくともメイドは……」


お嬢様「……あの子はいつも好きだって言ってきて……何でそういうことを私に言うのか分からなくって、信じられなくって……」

お嬢様「そんなある日ね。ある理由でメイドの身元を引き受けることになったの。同じ屋敷で住むことになって、そしたらより強く好意を向けてきてね」


お嬢様「その愛、私が何をしても冷めないか、試したの」


女奴隷「そして“した”ことが、エッチなこと……?」


お嬢様「ええそうよ……メイドに奉仕“させた”の」


女奴隷「……昨日も、そういうことをしてたから、愛はあったのでしょう」


お嬢様「嫌がらずに、私の望んだことをしてくれたわ。それが愛だと言うのなら愛なのでしょうね」


女奴隷「だったら……」


お嬢様「――お母様もね、私のために何でもしてくれたわ。愛をくれたお母様が私を裏切った」

お嬢様「人の愛の言葉を信じてはいけないってお母様の裏切りからの考えは、メイドの熱さから愛を思い出して、彼女からの愛に触れたせいで、どれだけ尽くされてもいつかは裏切られるかもしれない、そういう考えに変化していった……」


女奴隷「……」


お嬢様「その二つの考えはね、似ているようで違うの」

お嬢様「前者の場合はね、愛を受けとることそのものを恐れてしまうのだけど、後者は――」


女奴隷「愛を――熱を求めてしまう。けど、お嬢様は相手からその熱が冷めてしまうのを、恐れてる」


お嬢様「そうね。そうよ、それであっているわ。だからね――女奴隷、貴女がいるの」




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