お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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17: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2016/05/14(土) 11:49:37.30 ID:bt6OaFmX0
お嬢様「愛は欲しいけれど、メイドはいつか裏切るかもしれない。そこでね思いついたの。――私を愛することのみを目的とした人間をつれてくればいいって」


お嬢様「貴女は私だけを愛して、決して私に逆らうことのない、私だけで世界を構築する女の子。貴女には私だけいればいいし、貴女は私に愛を捧げるだけでいい。そうするだけで貴女は生活に困らないし、幸せになれる」


女奴隷「……私とエッチしたのは、私がメイドの代わりだったから?」


お嬢様「……は?」


女奴隷「ずっと続く愛が、欲しかったんでしょう? だから、自分が好き勝手操れる女の子――人形を求めた」


女奴隷「愛が欲しくて、でも嫌われたくはない。だったら、自分の方から拒絶すれば、されることはない、もしくは拒絶したんだから、拒絶されても仕方がないと納得できる」

女奴隷「そして、拒絶した後、人形に――私にその人を投影すればいい。そうしたら、見事自分を拒絶しない自分の好きな人の出来上がり……面倒くさい人……ねぇ、お嬢様――」



女奴隷「――本当はメイドのこと好きでしょ」



お嬢様「――――っ!?」


女奴隷「お嬢様は好きな人に……求めていた人に一度拒絶されて、その辛さを知ってしまったから、またその苦しみを味わいたくないと避けてるだけ。それじゃあ、誰も幸せにならない」


女奴隷「思春期の子供みたいに嫌なことから逃げて、殻に籠っても、前には進めない――そのままじゃ、本当の愛をアナタは誰からも貰えない!」



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