魔剣士「やはりフキノトウは最高だ」武闘家「えっ?」
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229: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/07/13(水) 19:38:51.47 ID:Zp9U63GDo

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二人はもう眠りについたが、俺はなかなか寝付けなかった。
午前中ずっと寝ていたせいだろう。

魔力が回復しきっていないから、できるだけ休みたいのだが……。
安眠効果でもある草でも食べようと思ったところで、微かに外から歌声が聞こえた。

窓を覗くと、白い布を纏った少女が光の珠と戯れながら歌っていた。
その少女は淡く光を放っていて、夜闇の中でもはっきりとその姿を確認することができた。

俺は無性にその子と話をしてみたくなった。
……感覚を研ぎ澄ました。近くにオディウム教徒の気配はない。

俺は外に出た。


涼しい夜の空気が喉を通る。

白緑の少女「……私の声が聞こえるのですか?」

雌雄異株の木の精霊のようだが、
近くに彼女と同じ波動を放つ……つまり、本体だと思われる木は生えていない。

大抵は精霊を見れば本体がどのような植物なのか見当がつく。
しかし、彼女を見ても何の精霊なのかわからなかった。俺が知らない種だ。


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