魔剣士「やはりフキノトウは最高だ」武闘家「えっ?」
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307: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/07/20(水) 18:45:14.27 ID:sq/eI797o

画面の端にはアルバそっくりの少年が突っ立っていた。
だが、アルバと違って目だけじゃなく眉もつり上がっており、雰囲気が堅そうだ。

二十五年前だから……十五歳の頃の父さんだろう。
今よりも随分小さいな。百七十あるかないかじゃないか。

父さんはどこか白けた感じの目で、紺色の髪の青年の方をチラ見している。

赤服令嬢『この夢が覚めなければいいのに』

勇者『夢はいつか覚めてしまうものだよ。僕はこの夜が明けたら消え去る定めなんだ』

うっわぁ……自分のこと『僕』って言ってる。
めっちゃ声低い。男の声だろこれ。体も出るべきところが全く出てない。

当時……ええと、十八歳だろ? 当然生理来てるだろ? なんでこんなに細いんだ?
あ、でも、体が成熟するのが遅くて俺を産めるか不安だったから云々って昔言ってたっけ……。

てか俺と同じくらい背があるような……ああ厚底か。なんでわざわざ……。

赤服令嬢『ああ、なんて甘い夢なのでしょう』

勇者『まるで君の唇のようだ』

赤服令嬢『まあ』

うっわくっさ。キザすぎ。マジキモい。

魔剣士「あ……あが……」

重斧士「おーい大丈夫か?」


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