魔法使いに遭えなかった灰被り
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46: ◆Q/Ox.g8wNA[sage saga]
2016/05/30(月) 07:59:55.21 ID:Fx6XrWoP0
この光景は――、そう、初めて親とケンカして家を飛び出したあの時と全く一緒だ。


向こうの世界の私も、ただ毎日を過ごすことにイライラして、感情を逆立てて、親に当たって――家を飛び出した。


なんだ、まったく同じじゃないか、向こうの世界の私も私と一緒だったんだ。


なのになぜ今はこうも違う? 何が私達をこうも変えた?? 
私は食い入るように涙を浮かべて街を走り抜ける自分を見下ろしていた。


すると、向こうの世界の私も、私と同じように歩き疲れ、あの通りの端にある道路の縁石に腰掛けた。

所在無げに通り過ぎる車をただ眺め、頭上の街頭ビジョンからはキラキラしたアイドルたちの歌声が聞こえてくる。


それを見て膝を抱えて蹲る私。


あの時と全く一緒だ――。



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