104: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 22:19:52.84 ID:pCqT42gVO
部屋を出て、やすはの行きそうな所を考えて見た。
暗い所は苦手だから、たぶん明るい所にいると思うけど。
とりあえず、この階は女子部屋になってるから片っ端から回ろう。
私もやすはも携帯は持ってきていないし。走り回るしかないか。
一つ一つノックして、私は部屋を訪ねていった。
途中部屋で捕まって、変なポーズをまたやらされて、よろよろと部屋を出た。
最後の女子の部屋に行って、事情を説明したら、こんな助言をされた。
「男子の部屋かもよ」
「それは」
なくていい可能性。
何か、用事でもあったとか。
そういうことであって欲しい。
仕方なく、下の階に行って、男子部屋も回ってみた。
最初の部屋はやたらうるさくてノックの音も全然聞こえないくらいで数分待たされた。
ようやく出てきたと思ったら、上半身は熱いからと脱いでいて、兄ので見慣れていたのもあり、
普通に会話を始めてしまって、逆にあちらに恥ずかしい思いをさせてしまった。
まあ、Tシャツくらい着ておけ。
次の部屋は出なかった。
なぜなら、最後の部屋に大量にうじゃうじゃと集まっていたからだ。
「は? やすは? あー、みんな知ってる?」
そこにいた男子が一斉に首を振る。
「だってさ……」
「ありがと」
「……あのさ」
「え?」
彼は声量を落として、私に耳打ちしてくれた。
「坂本がホテルの前の公園で告ってると思う」
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