げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
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51: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/05/30(月) 22:31:52.97 ID:Rtz9/qwYO
私はふとポケットに手を入れる。
インスタントカメラのネジを回す。

「上林さん、上林さん」

小声で呼んだ。
聞こえたみたいで、今度はぎりぎり目元が見えるくらいには振り返ってくれた。

「ピース」

カメラを構えた。
彼女は少し焦りながら、きょろきょろと回りを見た。
そして怒ったような顔で、こちらに拳を突き出すようにピースした。
背が小さいから、座ったまま顔を出すのは大変そうだった。
その、なんとも言えない幼さと困惑の混じった照れ顔を私はカメラに収めた。

背後から、もう一つシャッター音。

「もーらい」

ちろるが、楽しそうに言った。
上林さんはびくりとして、すぐに座席の影に隠れてしまった。
なんか、意外な一面を見てしまった。上を向くとちろるも同じような気持ちだったのか、にやにやしていたのだった。


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