げんきいっぱい5年3組 (オリジナル百合)
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52: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/05/30(月) 22:46:15.75 ID:Rtz9/qwYO
バスの最初の目的地はホテルだった。
荷物を置いて、貴重品だけ持って班ごとに固まってエントランスホールに集合するよう指示を受ける。
みやちゃんと上林さんの部屋は、どうやら私とやすはの部屋のすぐ斜め前のようだった。
荷物を置いて、すぐにみやちゃん達の部屋に向かった。
ドア越しに怒声が聞こえてきた。

「もう、ケンカしてる」

私はやすはと目を合わせる。

「みやちゃんだしね」

やすはは言った。

「止めた方がいいよね」

「うーん」

やすはは小首を可愛らしく傾げた。

「あんまり止めなくてもいいと思う。二人の問題だし」

そして、どこか一歩引いて言った。
でも、怪我とかしたら危なくないかな。
忠言を軽く流して、ドアをノックすることもできる。
けれど、小学生同士の喧嘩はやすはの方がきっとよく分かっているに違いなくて。
私は、しばらく何も言わずにドアの前で突っ立っつことにした。


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