モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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126: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/06/21(火) 22:04:02.20 ID:YYpuyXGO0
手遅れだった…。
一体いつの間に忍び寄っていたのか?
すぐ背後から投げかけられたその声は、字面としては軽やかなのだろうがその実、問答無用の重い響きがあった。
視界に細腕が映ったと思った瞬間その腕が視界を塞ぎ…。
ぎし……っ!!!
P「ぐぁっ!!?」
俺の顔面に絡みついた腕がウインチにつながったワイヤーロープのように頭蓋骨を締め上げ始める。
自分で意識するよりも咲に絡みついた腕に降伏のタップを繰り返していた。
P「さ!早苗さん!! まっ、てぇ!ぐぅぅぅぅ!!!」
タップ!
タップ!
タップ!してる!!
タップ!してるのに!!
片桐早苗のヘッドロックは一向に解かれる雰囲気はない!
骨が軋むような音が脳内に響いているのは錯覚だろうか?
早苗「こんなにぃ、ちっちゃな子をぉ、膝にのっけてぇ、何のつもりかなぁ〜♪」
ぎしっ、ぎちっ、ぎちっ、みしっ
フレーズに合わせて腕の力に緩急がつけられる。
その度に俺の口からは言葉にならない呻き声が情けなく漏れ出た。
早苗「女の子とそんなに触れ合いたいならぁ〜、お姉さんが抱きしめてあげちゃう♪」ギュゥゥゥ
P「ぎぃいいいいっ!!!!?」
ウインチのモーターの回転数が更に上がる。
ふん♪ふん♪という早苗さんの掛け声とともに腕が絡みついている方とは逆側の頬辺りに若干の柔らかさを感じ…ない…感じない!
痛いだけだ!!
目を覆われて真っ暗なはずの視界に火花が走っている。
気付けばタップする手さえも動かせなくなっていた。
早苗「ん〜? もうギブアップ〜? 情けないなぁ〜♪」
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