モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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263: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/07/12(火) 23:51:33.41 ID:x66/Rbn10
Pさんの顔のすぐ近くに腰を下ろし、彼の顔を撫でる。
P「ん…んが……」
男の人らしい適度に凸凹した肌。
あら? Pさんの髭ってこんなに濃かったかしら? もしかして一日でこうなるの?
ふふっ。髭ってこんなに硬いのね。でもこのざらつき嫌いじゃないかも…。
普段は絶対にさせてくれないから撫でるだけでも愉しい。
左耳から出発して指先で顎の輪郭をなぞりながら右耳の耳たぶの弾力を確かめる。
悪戯心で耳の穴に指を優しく入れてみたらPさんくすぐったそうにイヤイヤしちゃって…逃げちゃだめよ? うりうり♪
前髪を上げてみれば初めてちゃんと見るおでこ…意外と広いおでこね…これ禿げてるんじゃないわよね?
これはまだ普通の範疇よね…?
でも…オールバックにしてもイイかも…。
奏「……」ジーー
こんな風に間近でPさんのニヤケ顔以外を見るのは久しぶりで、つい見つめてしまう…。
目を閉じてるのが残念だけれど…。
奏「……///」
別に普通の顔。道行く人の半分はたぶん彼よりもハンサムだわ。
そんな程度の顔。
なのに…。
なんで、そんな顔を見ているだけで心臓の鼓動が早まるのかしら…。
奏「っ…」
こんなのおかしいわ!
私がこんなにドキドキするのに、この人なんて緊張どころかヘラヘラニヤニヤしっぱなし!
私が凄んで見せればクラスメイトだって教師だって芸能人ですら目を逸らすのに!
アナタだって少し前までそうだったでしょうが!
それなのに!
私をキズモノにしたアナタがなんで一番ヘラヘラしてしてるのかしら!?
こんな理不尽絶対にゆるせないわ…。
奏「……ぇぃ」キュッ
P「ふごっ……」ピクッ
憎たらしい彼の鼻をつまむ。
鼻呼吸を封じられてもじもじと体を震わせ始める。
ふふっ、人の気も知らないで惰眠を貪る人なんてこうしてやればいいのよ。
最近私のことを見縊ってるみたいだけど、アナタなんて私の指先一つでこうなんだから…♪
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