モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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88: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/06/20(月) 21:28:17.97 ID:ISQHSrEc0
目と鼻の先からの距離からの予期せぬ問いかけに反射的に目が開く。
視界の左側は柔らかそうな膨らみに遮られているが、右目からその声の主の顔を確認することができた。
P「あ…え? 美優さん…?」
仰向けに寝ていた俺の顔を心配そうにじぃっと見つめていた女性は三船美優だった。
つまりこの後頭部の柔らかな感触は彼女の膝枕らしい。
P「あっ、す、すいません!起きますっ」
寝起きでまだ不自由な体に鞭打ち、急いで起き上がろうとしたのだが…。
美優「あっ、いいんです。Pさんもお疲れでしょうからもう少しこのままで…」
美優さんの手が優しく俺の額と瞼に添えられて、起き上がろうとした初動を制されてしまう。
美優さんの手はひんやりと冷たく…本人は冷え性を辛がっていたが…俺にはとても心地よく、彼女の言葉に抵抗する気を削ぐのに十分な威力だった。
P「ぅ…すみません…みっともないところをお見せして…」
美優「そんなふうに思うわけ、ありません…。
私がアイドルとしてやっていけているのはPさんがこんな夜遅くまで頑張ってお仕事してくれているからなんですから…」
P「…ありがとうございます美優さん。ではもう少しだけいいですか…?」
美優「はい…いくらでも…」
了解が得られ安心して膝枕に体重をかけると首筋に感じる美優さんの体温は生々しく、今日の彼女の装いは彼女にしては短めのスカートであったことを思い出してしまった。
どきり、という胸の高鳴りを努めて無視する…。
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